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​年齢に対する価値観を変え、超高齢社会をリデザインする

Age is Just a Number!

ジェンダーフリーの次はエイジフリー、第三のダイバーシティ

 

年齢で可能性を制限したり、限界をつくっていませんか。

人生100年時代のウェルビーイングに先ず必要なのは、

年齢・世代の壁や分断を超えたものの見方、考え方から。

世界でエイジズム​(年齢差別・偏見、年次主義)は人種差別、ジェンダー差別に続く第三の差別とも言われており、SDGsではその本懐である「包摂性」の観点から、

エイジズムによる差別、格差、分断をなくすことが提唱されています。

"Age is just a number! :年齢はただの数字にすぎない"を

これからのマインドセットとしてスローガンに掲げ活動の軸とし、

人口減・超高齢化というピンチをチャンスに。

自分と社会の未来へのネガティブマインドをポジティブに。

第三の多様性'エイジダイバーシティ'を切り口に、

ウェルビーイング向上と包摂的成長を目指し、多角的な推進を提案します


自分に呪いをかけないで

25歳 OL: 50にもなって17歳も年下に色目を使うなんて虚しくないですか?

52歳 百合ちゃん:自分の若さに価値を見出しているのね。

「呪いね。自分で自分に呪いをかけているようなものよ。あなたが価値がないと思っているのはこの先自分が向かっていく未来ヨ。それって絶望しかないんじゃない?

 

自分が馬鹿にしていたものに自分がなるのはつらいわよ。『かつての自分みたいに今周りは自分を馬鹿にしている』と思いながら生きていくわけでしょう。

そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまうことね。

あなたがこの先美しく年を取っていきたいと思うなら、楽しく生きている年上の人と友達になるといいんじゃないのかな。
あなたにとっての未来は誰かの現在
であったり過去だったりするんだから。」

​​(漫画 逃げるは恥だが役に立つ 9巻 63ページより)

この「呪い」が、エイジズム(年齢差別、加齢・シニアに対する否定的な価値観・バイアス)。無意識に限界や制限、世代間断絶をつくっている。

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日本にはスナク首相もマリン首相も生まれない

「◯歳になったら~できない」逆に「◯歳になったら~しなくてはならない」、「目上は尊重しなければならない」「◯歳以上、以下はお断り」といった年齢、年次、上下関係を基準にして、子どもの頃から自分や他者の可能性に限界、制限、境界線を設定していないだろうか。

一年遅れるから留学できない、という学生もいれば、大企業や政治政策の業界では年次やポジションなど立場の上下関係を重んじた年功序列・年次主義の横割り文化により、若手リーダーが育ちにくく、前例主義からなかなか抜け出せていません。

「女性は年を重ねると価値がなくなる」と女子高生までが思い込むといった日本特有のジェンダー・エイジズムさえあります。日本に英国首相のスナク氏やフィンランド首相のマリン氏がいたとして、首相に

◯◯世代以外はお断りというコミュニティさえあるほどの年齢・世代での分断。。そろそろ、年齢や立場のフレームを見つめなおし、エイジフリーに生きる時です。

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フィンランド首相 サンナ・マリン氏 (34)

当選時34歳で世界で最も若い在職中の国家指導者となり、フィンランドで史上最年少の首相となった 。フィンランドで は3人目の女性首相。

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イギリス首相 リシ・スナク氏 (42)

42歳(当選時)でイギリス史上最年少の首相に就任 。同国史上で初の非白人・アジア系、ヒンドゥ教の首相。保守党。

幸福度の決め手は、社会的な寛容さ。超少子高齢社会の多くの課題は、エイジングに対する価値観のアップデートと年齢ダイバーシティで解決できる

少子高齢化による人口減、労働力不足、医療費の増大、老後2000万円問題、世代間格差・断絶、孤独、介護、経済成長の低下による社会の先行きと自分自身の老いへの不安----こうした課題や不安の本質は、年齢に捉われることなく生き、働ける環境があれば半分以上は解決が可能ではないでしょうか。

若いころからのエイジング(加齢)へのネガティブなイメージが超少子高齢化による年金・世代間格差などの経済問題と相まり、総じて社会と自らの未来に対し選択肢を狭め、将来の自分と社会に対し否定的になる傾向になり、結果的に世代間や社会との断絶、孤独、疾病、漠然とした老後不安をも生んでいます。

定年退職後、急に引きこもったり、認知症になるリスクが高まるのは周知のとおりです。多様な価値観を認め合い、社会的包摂性と一人ひとりの社会的・精神的・身体的ウェルビーイングが向上すれば、結果的に健康寿命も延びます。異業種・異文化との交流、協働・共創、イノベーションの創出が進めば経済成長につながります。多世代型のコミュニティや組織の方が同世代のみのコミュニティに比べウェルビーイングが高く、ビジネスにおいてもイノベーションが生まれやすい統計もあるのです。

年齢や立場のフレーム、無意識の既成概念、偏見に気付き、見つめなおし、年齢に捉われずに生きる時です。​人生100年時代を豊かに生きる上で、そして日本の超高齢社会の多様な課題解決に必要なマインドセットとして、「Age is just a Number:年齢はただの数字」をスローガンとして掲げています。

Action Area

人生100年時代、年齢から自由になる生き方、働き方ができる、寛容な社会、持続可能な共生・共創社会を目指し、その啓発をはじめ、年齢差別・制限のない就労機会及びエイジダイバーシティの推進、シニアにも妊婦さんや赤ちゃんにもやさしいエイジフレンドリーな環境・まちつくり、エイジレスに生きるための健康、医療・介護、プラネタリーヘルス・グローバルヘルス、それを支えるインクルーシブ経済・経営など、主に7つのエリアを融合推進するための政策提言、官民連携プロジェクトを推進します。

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Age is just a Number!

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